セーラー服と大広間?

少し寒さが緩んだような気がしますね。若女将の優子です。今日は、母と今年最後のお茶のお稽古に行ってきました。

秋に旅館に帰ってきてからはじめた茶道。まだ慣れなくて、先生にリモートコントロールのように指示を受けながらしていますが、美しいかたちやその道の正解を教えていただけるので、週に一回のお稽古ですが心の頼りにしています。来年は、もっと発展した世界が見られますように。大広間で略式でお抹茶が出せたらなとか、妄想ばかり先走ります。

少し遡って先日の日曜日に、わたしの中高の母校である梅光学院(当時は梅光女学院でしたが)の生徒さんたちが、来てくださいました。

なんでも、2017年度末でこれまでのセーラー服が廃止となるため、記録のために「下関の街と梅光のセーラー服」をテーマに写真集を制作している最中なんだそうです。わたしの在学当時、実際、後輩が先輩から制服を譲り受けるなんてこともあったので、ほんとうにいろんな意味で受け継がれている制服です。変更予定であることはかねてから耳にしており、伝統ある制服なので大変惜しまれているという話も聞いていましたので、撮影のお話をいただいて光栄でした。

当日は、モデルさんとして現役の梅光生がおふたりいらして(ミュージカル部の先輩後輩だそうです)、客間で瓦そばを食べたり、二階の大広間でポージングをしたり。あとは、わたしがまだ可愛い?(笑)現役の学生だった頃、旅館の玄関から登下校していましたので、その風景を再現してくださったり。「隣人のゆくえ」の柴口監督もご一緒にお見えで、イメージの湧くままに指示を出されるのですが、どんなオーダーにも軽やかに対応する彼女たち、舞台で鍛えられているのだろうと思いますが、見ていてとても清々しかったです。

馴染みのセーラー服を街で見かけることはあっても、こんな風に、ああ可愛いなとか、昔はどうだったかなとか思い出しながら見ることなんてありませんでしたから、みなさんの撮影を眺めながら、いろんなことを思い出しました。

当時はセーラー服が嫌で、ブレザーに憧れていたこと。中学校から高校にあがるとき、制服が変わらないからなんとなくがっかりしたこと。夏服より冬服が可愛いと思っていたこと。

それから、、、校舎から図書館に続く小路が好きだったこと、中等部の仄暗い階段、生徒証の顔写真を毎年撮り直したいと思ったこと。

人生で初めて体験する宗教の授業に、なぜか反骨心のようなパワーで対峙したこと(笑)。

滑り止めのついた高等部のスロープ、艶々光る木の廊下、紙パックのジュース。

講堂に向かう曲がり角の大きな鏡でいつも自分の姿を確かめていたこと。家庭科室と美術室は、なぜか地面より下(?)にある不思議。校歌と礼拝と賛美歌が美しかったこと。

卒業式の日に、そのまま友達の家に行って、嬉々として制服を脱いだことも思い出しました、、、そのあと、門司でクラスのみんなで卒業パーティーの予定だったので、私服に着替えるためですね。

思い返してみると、制服に関していい思い出があまりない!!苦笑 自分の中では、もう良いも悪いもなく、全部ひっくるめて美しい記憶の箱の中なのですが、こうして文にしてみるとそのときの気持ちがよくわかりますね 笑

当時は、やっぱり新しいものに憧れていたので、ずっと変わらない制服を退屈と思ったこともありましたが、今思うとやはりその歳にしか美しく着られない、年齢とバランスのとれた制服だったと思います。伝統は一朝一夕はつくられないもの。長く受け継がれたことの素晴らしさを感じますし、誇らしいですし、感謝の気持ちです。

最後にモデルのおふたりと記念写真を撮らせていただきました!

この写真はわたしのカメラで撮っていただいたものなのですけど、カメラマンさんがアルバム用におふたりをおさめられた写真には、玄関のガラス戸にお向かいの紅葉が鮮やかに写り込んでとっても綺麗だったんですよ。画面越しに拝見して、ああー綺麗だなー今日、来ていただいてとても良かったなぁーと思いました。

アルバムは2月末に完成予定とのこと。どのカットが載るんだろう。出来上がりがとっても楽しみです。

FBにプロジェクトページが立ち上げられており、撮影のオフショットや昔の写真などもたくさん見られますので、良かったら、ぜひご覧になられてください。

 

【梅光セーラー服写真集制作プロジェクト】

https://m.facebook.com/groups/1703063583078221

 

とっても長いブログになってしまいました、それではみなさんおやすみなさい。


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